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さぶろう先生のお絵描き教室。

ちょっと前になりますが、お盆に遊びにきた五歳児が、僕の絵を見て自分も描いてみたいと言うので、お絵描き教室が開講されました。

the Blueboy.
生徒作品

僕がいつも使っている絵の具を並べたところ、ウルトラマリンブルーを選択。
きれいな色ですが、透明色なので塗りが難しかったかも。
乾きも遅め。

頻繁に指で押して乾いたかどうか確認して画面を汚してしまっていたので、今考えると、ムラができにくい不透明色や乾きの早い絵の具を、あらかじめ選抜して選択肢として提示した方が良かったのかも知れない。

しかし、透明色と子どもらしい大胆な塗りとが相まって単色でも奥行きと味わいのある良い作品になりました。

製作中は、まだ乾いていないところを押してぐちゃってしまったり、馴れない筆と絵の具で思ったように描けなかったりで、「こんなのいらない」とか言って拗ねたりして難航したものの、隣で叱る母、見守る父、修正をしつつなだめる僕等、周囲の助力により何とか完成。
完成後も出来に満足いかないようで、両親の賞賛も信用ならないといった感じでしたが、居間にいる彼の祖母に見せに行ったところ、居合わせた僕の伯母から大絶賛されて自信を取り戻していました。
当の祖母からのコメントは「なにこれ」。

彼曰く、「みんな上手って言ってくれるけど、さぶちゃんと比べると全然ダメ」とのこと。
合格ラインが高い。

完全勝利とはいかなかったので、後日リベンジしたいとのことでしたが、結局叶わず一作だけで帰っていきました。
僕としては何度でもどうぞという気持ちでしたが。残念。
これ割と時間がかかるのでしょうがない。

いじけてる子どもはかわいい。
満足したものが作れないいらだちもよくわかる。
不遜な態度を大人は注意するが、あの間に子らが何を考えているかが重要だと思う。
もうやだ。やりたくない。
失敗してくやしい。
もっと上手にできると思った。
どこが失敗だったのか。
どうしたら良くなるだろう。
自分で建設的な思考にもっていけるならいいけど、なかなか難しい。

大人が思ってるより子どもはかしこい、というのはよく言われていることだが、僕が思う子どもの致命的な弱点と言えば、視野の狭さ。
彼らの失敗も、こちらから見れば、それはそれでいいし、いくらでも修正可能なのだが、彼らはまだそれに気づけない。
そうしたら周りの大人が道を示せば良いわけで。
失敗したらもう終わり、ではないことを大人たちは教えていってあげて欲しい。

悲しいことはこれからもたくさんありますが、大声で泣きながら、考えなさい子どもらよ。
がんばれ。


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