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走れサブロウ。

in Nagoya.

大学時代の友人の結婚式の二次会に呼ばれたので、都会に出て行きました。

兄の結婚式もぎりぎりまで出席拒否していたくらいの結婚アレルギーを持つぼくは、今まで頑なに友人の結婚式の二次会参加をお断りしつづけてきたのですが、この度はじめて首を縦に振ったのです。それも割と即決で。

年を重ねてだんだんと心の膜が薄くなってきてるのと、久しぶりに様子を見たいというのと、最後に会ったのが、まだぼくが再起動しかけの頃だったので、元気になったっぽい三郎くんの様子を見てもらおうというのと。

でもやっぱり一番大きいのは、その友人なら、どんな風になってても面白いというか、成長も変化も受け入れられるというか、仮にあんまり良くなくても楽しめるというか、何はともあれ素直にお祝いできるというか、それで、行くことにしました。

結果、ぼくも含め集まった人たちみんな、あんまり変わってなかったっていう。
ちょっとだけ社交的になってたかな。

式の翌日、暇してたその友人と街をぶらついたのですが、相変わらずというか、話題や語り口も学生時代からそのまま延長したような、あー、なるほどという。

何かで、古い友人と会うも、当時の思い出話ばかりで、ああ、もう彼とは友達ではないのだと感じた、とかなんとかいう話を聞いて、そうは言っても旧友とならば昔話で盛り上がりたいし、他に共通の話題もないのだからしょうがないのでは、と思っていたのだけれど、なるほどなるほど、こういうことか、と。

離れたら友情は希薄になり、その内消えて無いも同然になるものなのだろうと思っていました。
あるのは事実だけで、あの時の思い出が永遠に続く、それだけだと思っていました。
が、久しぶりに会えば、皆ぼくのことを憶えていて、みんなの人生にも続きがあって、あー、生きてるんだなあって。

道中、思いつきで行きたいと言った美術館加藤泉さんの作品を見れて、得した気分になりました。
よそ行きっぽい作品だったので、いつかまた普通の顔したやつも見たい。

友人と別れた後は、一人で銭湯やらに行き、おじいさんに「早く結婚して子どもを作った方が良い」と熱弁されたり、そのせいで長湯になってのぼせかけたり、やんちゃな感じのお兄さんにちんちんいじってる様を見せつけられたりした後、帰路に。

この旅では財布の紐をかなりゆるめるつもりだったのだけれど、結局そんなに、いつも通り必要最低限の支払いしかせず、終わってしまいました。

大人になり切れずにいます。

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