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Coming-out Attack!!

という本を、図書館で借りてきて読んでいます。
カミングアウト、ということで僕にもカミングアウトすべき事柄が色々ありますが、一番恥ずかしい、内緒にしておきたいことといえば、あれかな。
『芸術を嗜んでいる』、ということかな。
実に恥ずかしい。
げーじゅつって…なに、それ。まったくもってはずかしい!
加えて、未だ「これが芸術だ!」とも言えないレベルであることにも、引け目を感じずにはいられない。
告白すべきことは、大抵最初に言うのだけれど、「芸術してます!」っていうのは、結構内緒にしていることが多い。
しかし内緒にしているからか、それとも僕の成分の中で一番多いのか、すぐにばれてしまう。
どこからか流れてしまう。
他の、カミングアウトする必要のありそうなもの、つまり主流じゃないらしいことは、大抵、出会ってから早い時期に、その人には伝えてます。
言うと、たまに「そういうことって、みんなに言ってるの?」と聞かれます。
別に内緒のことじゃないので、みんなに言ってますよ、と。
大体の人にとっては、結構重大なことがいくつかあるみたいです。
でもそれを言わないと、つじつまが合わなくなったり理解しにくいことになるので、先に言っておいた方がフェアかな、と。
しかしそんなことより、アートの真似事をしていることの方が恥ずかしいので、それを知られてしまえば、他の事なんて些細なことだろう、と、僕は思っているのですが。
ともあれ、人に秘密の事や弱みを打ち明けることは、大変な騒ぎであります。
特に関係が壊れてはいけない人に言うことは、恐怖。得てして、それだけ大切な人な訳だから、言わないでおくということも難しい。
何とも、業の深いことです。
僕は相手の人間性を測るためのテストとしても、このカミングアウトという行為を用いる。
こういうイレギュラーな状態になりましたがあなたはどうしますか、って。
時代の進歩か、最近はもう理解のある人が増えてきて、それはいいんですが。どうにも、道徳の時間みたいな臭いがするんです。
「私は理解者よ、安心してね」って言いながら、言葉の端やスタンスに、ネガティブな感情を示してきたり。
本人は無自覚なので、指摘しても否定しますが。
仮面を被ることに慣れてしまうと、仮面をつけてるかどうかもわからなくなってしまう。
そのように、今、思考してることが、話してる意見が、果たして心の底からのものなのか否か、今一度、よく考えてみてほしいものです。
ネガティブな意見を持ってる人にはこちらも相応のスタンスでいられるのでいいんですけど、表面上は取り繕っていて潜在的にネガティブなものを感じてる人は、面倒くさい。
本人が気付いていないともうそれは針のむしろ。トゲトゲブランケット。
「私はあなたの味方よ!」なんて言いながら、ナイフでぐさぐさ刺してくる、みたいな。
そういうの、いりませんから。
これ、大豆ですから。
忌々しい。
そういえば、今日は誕生日です。
引き払ったアパートのことでイチャモンがつきました。
いくらなんでも、羽アリは僕のせいじゃないです。
勘弁して。
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