363日 |独白。

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独白。

暖冬ということで、雪も降らず、つまらん冬の田舎町から。

例年、地元の人々は積雪に苦しめられているのですが、わしと言えば、よそ者なので、雪まみれの中に灯った信号や電灯の仄明るい光などに、いささかの趣や風情なんかを感じたりしていて、他人事なんですが、そんな冬を過ごしてきましたので、今年の冬は全然雪も積もらず、寒いんだか暖かいんだかよくわからない気温で、せっかく買った冬物衣類もろくに着ることもなく、気づけば年明け、おめでとうございます。

去年は色々ありましたけど、ろくでもない年だったので、今年は少しましになれば、と思っています。
一時的に持ち前の慎重さをかなぐり捨てて冒険してみましたが、結局、物事はよくよく準備を整えてから行うように、というのが教訓です。
あと健康第一。

肉と魚が嫌いなんですが、それだけで好き嫌いが多いことになりますけど、こちらから言えば、余計なもの出してるのはそちらではないかと、そういう事が間々ありまして、わしにできない事が多いので、あれこれ文句を言われるけど、問題を回避するためにできる対処を潰してるのは相手の環境なわけで、わしはお野菜とおうどんいただければよろしいので、土日の喧騒に飛び込まずとも平日に動けますので、お肉やお魚食べたいとわがまま言うのはそちらなわけで、タバコの席へ行けないのも、タバコ吸いたい人のわがままのせいであるし、わしが色々できなくて悪いというならば、相手も色々できないので悪いといえるだろう。

しょうがない。

相手の好意をムゲにするのが苦手で、ついついいい顔してしまって、その気にさせて、息が詰まる。
結構な八方美人で、あっちこっちにいい顔して、乗りかかった船に乗っちゃうので、消耗する。
元々器用なタイプでもなく、体力もないので、すぐに限界がきて、船をひっくり返して、岸に戻る。

でもじゃあ、ちょっと気に入らないからって、嫌とも言えず。

言えばいいのか、いや、言わなきゃいかんのか。

今まで、この人傍若無人だなーと思ってた人よりも、わしは酷なことをしているのかも知れない。

その点、若者たちは上手にやりおる。
さらさらと人波を流れて、上手に生きている。

ストーブが消えた時、すごいくさいんだけど、どうしましょう。

去年よく服について文句を言われていたのですが、わしも彼のように20万の真っ赤なコートを買うべきなのでしょうか。それが独身の30代なのでしょうか。
道は険しい。

今は使いやすいリュックと新しいPCと小さくて新しいすまーとほんが欲しいです。

どうも、新年早々、気が滅入っています。